育雛鶏舎用『止り木作成』大作戦☆

寸法に沿って木材をカットして、
組み上げた雛用の止り木がこちら☆
『100人乗っても、大ー丈ー夫ー!』って声が聞こえてくるとか来ないとか・・・。苦笑

昨日の雨。「晴耕雨読」とはいきませんが、晴れ間には外仕事を、雨が降ってきたら屋内作業にと切替えて仕事をしていました。

キジ目キジ科のにわとりは本能的に高いところで休むのが大好き。もし獣に襲われても身軽に身を躱し身を守る、そんな本能が備わっているようです。何と空中に飛んで逃げつつ方向転換をしたり、本当に俊敏で器用で空間認識にも優れています。

育雛段階から高いところへの飛び乗りや飛び降りに慣れさせ体躯を鍛えつつ、地面ではなく止り木で眠る癖を身に着けさせる・・・。それは平飼い養鶏において本当に大事なことだと永光社長から教わりました。庭の鳥、「にわとり」と呼ばれるほど大地に接して過ごす動物で、人間以上に呼吸の必要酸素量が多いため、集団で地面で眠る癖がついてしまうと鶏糞のアンモニアや酸素不足などで発育や産卵に支障が出ることも。止り木で眠るようになればその心配もなくなり、十分な酸素で安心して眠ったり育ったり出来るのです。

鶏の特性や習慣、本能や育成段階に合わせて適宜快適にみんなが暮らしやすい環境保全を。鶏舎部門、日々勉強の毎日です。

永光農園 養鶏部 岸本

この記事を書いた人

岸本
岸本養鶏スタッフ
食べる事と動物をながめる事が好きな養鶏部スタッフ。趣味は写真。

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