永光農園 養鶏部の近況

永光農園養鶏部の新人、岸本です。

最低気温-16℃の札幌市清田区有明地区の永光(ながみつ)農園の大寒波に、鶏たちの体調や飼育環境がいつも気がかりな僕ですが、厳しい大自然にも関わらず鶏たちは元気に走り回り日向ぼっこをし砂浴びをして羽を伸ばし、新鮮な湧き水を飲み自家配合飼料をついばみ…

可愛い甘えた鳴き声で飼育員の僕らが来れば近くによってきてキョロキョロしてる、その強さたくましさ可愛さふわっふわもっこもこの仕草全てに癒されてばかり…

今日も元気な姿を見れて本当にほっとしました。にわとりさんたちに癒され励まされ、その卵が売れて鶏たちも僕らスタッフたちも生かされていて。

生産者がいて物流さんがいて小売店がいて販売者がいてお客様方がいて… たくさんたくさんの繋がりがあって僕らスタッフひとりひとりの暮らしも喜びも鶏たちの命ももっふもふも、支えられています。

厳冬期の最近は換気や陽当たりももちろん重要ですが、何より鶏さんたちの保温が最優先。社長直々の指導にて鶏舎の温度調整に努め、餌水空気温度湿度、床の状態や群れや個体の様子、鳴き声や糞や卵の状態などなど、鶏さんたちが出来るだけ健康に生き生きしリラックスして暮らせるよう調整しています。

その日の温度湿度はもちろん、水流の勢いや群れの様子、土の湿り気具合、鶏舎の匂いや鳴き声もみながら、鶏たちのより良い飼育環境保全に務めています。

なにより、とりさんたちが元気で快適に過ごせるように。もちろん、スタッフも関係者もお客様方も…。

今はまだ永光農園の平飼い有精卵をお召し上がりになった事のない方も、一度食べたら本当に美味しいことが伝わると思っています。

卵やスイーツを通してたくさんの方の健康や幸せを願い、また役に立てたら… にわとりや清田区有明の大自然に、なによりたくさんの人の繋がり笑顔優しさに支えられ、スタッフも鶏たちも生かされています。本当に感謝しかありません。これから永光農園を、コッコテラスを、平飼い有精卵を、よろしくお願いいたします。

写真は普段一般公開していない鶏舎の貴重な写真。

当農園では鳥インフルエンザ予防のため鶏舎の見学や立ち入りは対応していません。鶏たちの健康や飼育環境保全のためどうかご容赦下さい。

永光農園 養鶏部 岸本

本問に可愛い声で鳴くんです。鶏さんたちにいつも癒され助けられてます。

みなさまもぜひ暖かくしてお過ごしください。こころもからだもその状況も、おひとりおひとり、暖かく安らぐ時間がありますように。

ps:

前職は高齢者介護職で13年勤めていた自分ですが、今は鶏ケア介護福祉士として平飼い養鶏に夢中になっています。

『声なき声を聴き、アセスメントしニーズ把握をし緊急性と優先順位を鑑み本人と本人を取り巻く環境調整にアプローチする…』 そういったケースワークソーシャルワークが今も、

『鶏とスタッフと顧客と販売店の声を聴き、皆が活き活きし輝いて、力を発揮しリラックス出来る現場作り市場作り』に…

社会福祉科卒の介護福祉士の経歴がここでも役立っています。社会分析やアプローチ、地域福祉論、憲法学、倫理や尊厳も。もちろん、部署内会社内の人間関係構築といったマクロな視点でも。

たくさんたくさんの命の豊かさ尊さ大自然の厳しさに日々直面する立場だからこそ、そこに真摯に向き合いたいと考えています。自分に出来る限界はあっても、精一杯向き合いたい。明日もまた、安全第一で仕事に取り組みます。

永光農園養鶏部 岸本

この記事を書いた人

岸本
岸本養鶏スタッフ
食べる事と動物をながめる事が好きな養鶏部スタッフ。趣味は写真。

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