平飼い卵の美味しさの特徴

 

美味しさその1 黄身が甘い

平飼い有精卵の半熟ゆで卵黄身にほのかな甘みがあります。これは平飼いでストレスなく育っているがゆえの、たまご本来の甘み。エサに配合している木酢液が甘みを引き立てるのにひと役買っています。
目玉焼きやゆで卵は半熟に作るのがおすすめ。黄身が完全にかたまってしまうと、違いがあまりわからなくなってしまうから。
6分ぐらいの時間でゆでた半熟卵は、黄身があま〜く、とろ〜り、ひとりで何個も食べてしまいます。
表面にうっすらと白い膜ができる程度の目玉焼きは、ぜひ塩コショウのみで味わってみてください。箸で黄身をすくって食べるとなんとも言えない美味しさです。

※木酢液(もくさくえき)とは、炭焼きの際に出る乾留液の上澄み分。農業では様々な効果が得られ幅広く活用される。養豚や養鶏では体質のアルカリ化を促し健康を促進するほか、消臭成分により肉や卵の臭みを消す効果もある。

 

美味しさその2 黄身の色が自然な黄色

平飼い有精卵の黄身は自然な黄色高級な卵=黄身の色が濃い、というイメージがあるのか、永光農園の卵の黄身はレモンイエローで色が薄いと驚かれる方も多いです。黄身の色は、エサに含まれる色素が出るものです。ですから、黄身の色は栄養価や味には関係ありません一般的には穀物飼料は輸入物のトウモロコシを使うことが多いのですが、永光農園の穀物飼料は100%北海道産の米や小麦。米や小麦はご覧のとおり、黄色の色素が含まれておりません。ですから、黄身の色が薄くなるのです。
見た目よりも、安心して食べさせられる北海道産のエサを与えたいと考えるので、あえて色を濃くする工夫はしません米や小麦には含まれず、トウモロコシに含まれるカロチンなどの栄養素は牧草を与えることで補っています
薄い色の卵に慣れてしまうと、逆に濃い卵は違和感を感じるようになります。色の薄さが良い卵のあかしのように感じるようになるので不思議なものです。

 

美味しさその3 コクと旨味

平飼い有精卵のすき焼きはコクと旨味永光農園の平飼い有精卵の黄身には豊かなコクと旨味があります。このコクと旨味はイノシン酸グルタミン酸によるものです。
永光農園ではエサに魚粉海藻の粉末を与えています。魚粉はおもにイワシ、鮭、ホッケなどの魚を油を抜き乾燥させ粉末状にしたもので、北海道の余市町の工場から直接仕入れております。魚粉は動物性蛋白質としてニワトリにとって貴重な栄養素です。この魚粉はたいへん高価なエサであるため、一般的な養鶏場で使われる完全配合飼料には、ごく僅かしか入らないものです。永光農園ではこの高価な魚粉を配合比にして10%と多く配合しています。この魚粉に豊富に含まれるイノシン酸が旨味成分のもととなっています。
また、永光農園ではエサに海藻の粉末も混ぜています。海藻に豊富に含まれるグルタミン酸は、もう一方の旨味成分。
この魚のイノシン酸と海藻のグルタミン酸の組み合わせは、鰹節と昆布で出汁を取るのと同じ道理です
魚粉と海藻が醸し出す豊かなコクと旨味はすき焼きにもピッタリ。さらに、卵かけご飯にすると、これに醤油の旨味とご飯の糖質が組み合わされるのですから、美味しくないわけがありません。

 

美味しさその4 生臭くない

平飼い有精卵の卵かけご飯は生臭くない永光農園ではエサに木酢液ヨモギゼオライトを混ぜています。この3つのエサは卵の生臭さを取り除く役割をします。
木酢液は中和作用による消臭作用があります。木酢液は不思議な液体で、消臭作用のほか、卵の甘みを引き出す作用もあるようです。どういう仕組でそうなるのかはわかりませんが、木酢液を混ぜたエサとそうでないエサとで、卵の味を比較してみたところ、明らかに木酢液には卵の味を良くすることが判明したので、それ以来永光農園では使っています。
ヨモギはその特有の良い香りで生臭さを消すのにひと役買っていると思われます。ハーブで肉の臭みを消すと美味しくなるのと同じ理屈でしょう。
ゼオライトは多孔質の鉱石で、アンモニアなどの臭いの成分を吸着する作用があります。このゼオライトをエサに混ぜることで、腸の中の臭いの成分を吸着して排出されるため、腸内が健康になり、卵の臭みも取り除く作用があります。

エサの工夫の他にも、平飼いの養鶏場はケージ飼い養鶏場に比べて悪臭が少ないものです。たとえば、うちではコッコテラスのすぐ裏に平飼い鶏舎がありますが、こんな近くに洋菓子店があるなど、普通では考えられないことでしょう。平飼いのニワトリはストレスがなく、よく運動することで健康になり、したがって排泄物もあまり臭くならないのです。さらに、地面はニワトリの足でかき回されることにより、耕されるように空気が中まで入り、微生物が活発に活動して、臭いがなくなり乾燥していきます。このように、ニワトリにとって、きれいな環境で育つことが、卵が生臭くならない一番の秘密なのです

 

美味しさその5 箸で持ち上がるほどの生きのよさ

平飼い有精卵は橋で持ち上げられるほど鮮度が良いスーパーで安い卵を買ったら、殻を割ったら黄身もいっしょに割れて流れてしまったなんてことありませんか?
ちょっとしたコツがいるのですが、永光農園の平飼い有精卵は黄身を箸でつまんで持ち上げることが出来ます。これは平飼いでよく運動する健康な鶏が産んだ生命力の強い卵ならではのこと。卵は本来、孵化して新たな生命を生みだすもの。すぐに崩れてしまうようでは元気な生命を育めません。だから、健康な鶏は健康な卵を産み、その卵は生命力にあふれて、生きがいいのです。
永光農園の平飼い有精卵は、白身に粘度があるので、かき混ぜてもなかなか混ざりません。このように生きのいい卵だから、生で食べる時も安心していただくことが出来るのです。

永光農園の平飼い有精卵の黄身を持ち上げる動画をご覧ください。

 

美味しさその6 殻が固い

平飼い有精卵は殻が固い永光農園の平飼い有精卵の殻はとても固いです。
割るとき、ゴツっという手応えを感じることと思います。
スーパーの卵のように、グシャッとつぶれてしまうことはありません。
こんなに殻が固い理由は、生命力の強い卵だからです。
卵は本来、ヒナに孵り、次の命に繋いでいくもの。簡単に割れてしまっては、次の生命を育むことが出来ません。だから、生命力にあふれた健康な鶏が殻の固い卵を産むのは当たり前のことなのです。
永光農園の母鶏が生命力に溢れてる理由は、平飼いで自由に運動ができる、ニワトリ本来の飼われ方をしているから。
ストレスなく、健康に育つことにより、カルシウムの吸収も良くなり、しっかりした固い卵を産むのです。

 

美味しさその7 日持ちがする

平飼い有精卵は日持ちがする永光農園の平飼い有精卵は日持ちがします。
卵は本来、ヒナとなり、次の生命に繋いでいくもの。だから、簡単に腐ってしまうものではないのです。卵の殻にはもともとバイ菌から中の生命を守る機能が備わっています。有精卵は、1ヶ月も常温に置いておいて、その後温め始めても、3週間後にはちゃんと雛が孵るほどです。そのように卵の殻には外界から中の生命を守る機能が備わっています。
だから、健康な生命力にあふれた卵は日持ちがするのです。
永光農園の卵が日持ちする理由は、殻が固くしっかりしているので、外界のバイ菌から中の生命を守る力も強いためと思われます。
また、卵殻の表面にはクチクラという薄い膜があり、バイ菌の侵入を防いでいるのですが、永光農園ではこのクチクラ層を取ってしまわない洗卵方法を採用。卵の温度より高い温水シャワーをかけ、卵の熱による膨張で水分が中に進入するのを防ぎます。その後柔らかいナイロンブラシで汚れを優しく落とし、ファンの送風ですぐに乾かします。
日持ちさせるために洗卵をしない養鶏場もありますが、永光農園では、殻の表面もきれいな状態で気持よく食べていただけるように、最低限の洗卵はしております。なお洗卵の際は洗剤や消毒剤を使っていません。洗卵した卵と無洗卵の卵を3週間後に割って比較してみたところ、有意な差は認められませんでした。日持ちのする永光農園の卵の生命力の強さを実感してください。